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2020.07.21
折尾園長コラム
安心感がまずは一番
キッズ・キッズ折尾保育園では、現在の社会の変化の中で、これからの世代として必要な能力の基礎を十分に身に付ける保育を目指しています。子どものための保育を保護者の皆さんに、少しずつでも伝えられたらと思っています。
英語教室は、シャイラ先生というバングラデシュ出身の先生が子どもたちに教えにきてくれています。名前を呼んでもらったり、英語の歌を一緒に歌ったり。子どもたちはみんな優しいシャイラ先生が大好きです。
ただ、初めて外国から来た人を見たお友達は「今まで周りにいた人と何かが違う」ことが怖いと思ってしまうのか、泣いてしまうこともあります。
そんな時は、無理に教室を受け続けさせるより、近くにいる先生が抱っこして落ち着かせてくれます。キッズ・キッズの英語教室は、子どもが英語を覚えることよりも「世の中には、日本人以外の人種の人がいて、その人と過ごす事は楽しいことである」ことを、体験として理解することを目的としています。
「幼児期に、読み書き計算などの英才教育をして知能を伸ばしても、小学校低学年には英才教育をしていない子どもとの差はなくなる」ことがアメリカの大規模調査で知られています。幼少期に無理に英才教育をする必要はありません。
保育園で一番大切なことは「保育園は安心できる場所である」ということを感じて過ごすことです。英語を教え込むよりも、園が子どもたちにとって安心・安全な場所であることを感じることが大切です。
安心、安全を感じる園生活の中、子どもたちは楽しく遊ぶ中で、みんなと仲良くする力を伸ばしています。(こういった社会性などは、読み書きなどの力とは異なり、幼少期に身に付けることで生涯残り、その子が次の能力を身に付けるための力になることが言われています。また、詳しく解説できたらと思います)
英語教室でのシャイラ先生への親しみも、きっと子どもの中に残るものでしょう。