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2020.09.16

折尾園長コラム

保育士のプロセスの質

 保育の質を高める大事な要素に、プロセスの質というのがあるのですが、ざっくりいうと先生たちのやる気と前向きな態度のことです。

 

 どんなに良い設備で、良いシステムでも、そこにいる先生たちが生き生きと働けなければよい保育にはなりません。

 

 本園では、先生たちが、ひとりひとりの子どもたちと生き生きと接する余裕を維持するために、3つのことをしています。

 

1つ目は、残業と仕事の持ち帰りは基本的に禁止しています。休日出勤も禁止です(以前、日曜日に出勤しようとして理事長に止められました)。家族や自分の時間を持ち、いつも新鮮な気持ちで保育に向かう余裕を維持してもらいます。

 

2つ目は事務作業などはITC化を進めています。連絡帳や書類はキッズリー、回覧板や研修の報告、学びなどのシェアはslack、シフトなどの連絡はchatwork、0歳児の睡眠時の呼吸チェックと体温はルクミー、また、掃除機かけは自動掃除機。安全や丁寧さを損なわずに、子どもたちと関わる時間や、子ども達を伸ばす保育のための準備をする時間を作ります。

 

そして3つ目は、先生たちはお互いの長所を尊重する、分散型リーダーシップをとっています。お互いの先生たちが、お互いの強みを理解し、生かした保育体制をしています。

 

主任のH先生は、保護者対応や、保育士同士の関係性を良くすることに対して非常にたけています。子どもに対しての言葉かけも前向きで明るく、子どもたちの心をつかんでいます。子どもが遊びの中で、自分で考え、思いを伝える力を伸ばすことが得意で的確な援助をしてくれます。

 

N先生は、細かいところに非常によく気が付きます。子どもの体調が優れなかったり、いつもと子どもが違うことに気が付き、丁寧な関わりをしてくれます。また、それぞれの子どもが今の成長過程で、どうしたらその力を伸ばし過ごせるかを考えて、おもちゃや環境の設定を素早く形にしてくれます。0-2歳の歌や手遊びをたくさん知っていて、みんなに教えてくれます。

 

T先生は、子どもの全体の流れを作り、進めていくことがとても上手です。途切れない落ち着いた生活の流れを作ることで、子どもたちに自然と生活リズムを獲得させ、安心して過ごさせてくれます。また、子どもが心から楽しんでくれる、科学の芽になるような遊びの引き出しをたくさん持っていて、子どもたちを楽しませてくれます。

 

H先生は、子どもに対しての忍耐強い優しさが優れています。どんなに大変な時でも、子どもに対して、いつもぶれずに穏やかに接することができ、難しい子どもからも強く信頼され、良い方向に導いてくれます。また、おもちゃ作りや事務作業も丁寧で、丁寧で長持ちするものをいつも作ってくれます。

 

K先生は、保育士同士の連帯をうまく取れるようにいつも気配りをしてくれています。ほがらかな人柄で、場を明るくしてくれます。子どもたちの名前や特徴を真っ先に覚え、かかわってくれます。ピアノが得意で、季節の歌なども率先して弾きこなしてくれます。

 

 パートで入ってくださっているK先生は、いつも明るく、必要な環境設定などを先回りで素早くサポートしてくれます。わらべ歌や体遊びも得意で、子どもたちを楽しませてくれます。

 

 同じくパートのM先生は、言葉かけにいつも気を配り、子どもにたくさん語り掛けをしてくれます。一人ひとりをよく見て、担任の先生に様子を細やかに伝えてくれます。

 

 私、園長は人間環境学の博士号を持っており、脳科学と教育分野の研究職をしていました。その知識をベースに、保育について学んでいます。現在は日本の保育研究のトップクラスの研究者や実践グループから学ばせてもらいながら方向性を確認し、教育学の論文や研究の裏付けのある書籍などから、よい保育について深く理解するようにしています。その先端の知識を保育士と保護者に伝えます。

 

うちの園では、それぞれが、お互いの強みを尊重し、生き生きと働いています。この雰囲気が、それぞれの子どもを尊重する保育につながっていきます。

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