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ブログblog

2020.08.20

折尾園長コラム

係わりの中で社会性を伸ばす

お友達が遊んでいるおもちゃは他のおもちゃに比べて、とても楽しそうに見えるものです。お友達が遊んでいるおもちゃを思わず取ろうとしてしまうこともあります。

 そんな時には保育士が「そのおもちゃが欲しかったのね。お友達が使っているものだよ。こっちので遊ぼうね」「今は、○○くんが使っているから。『後で、貸して』って言おうか」

 

その子どもの欲しかった気持ちを受けとめ、でも《他の子が使っているものを奪うのはしない》という集団生活のルール。そのうえで《この状況でどうしたらいいのか》アドバイスといった、状況にあった介入をします。

 

しかし、相手は3歳以下の子ども達です。聞けないことも多いですが、保育士たちは忍耐強く、穏やかに何度でも伝えてくれています。

 

 2歳児クラスの後半になってくると、場数を踏んで、成長もしてきたお兄ちゃんたち(今年の2歳児クラスは男の子ばかりになってます)に対しては「遊んでいたものが取られたからびっくりして取り返したんだよね。でも、○○くんは一緒に遊びたかったみたい」と、保育士は二人の気持ちを通訳するだけでも、子どもがどうするべきか、自分で少しづつ考えてくれるようになってきます。

 

 自分たちが好きなことで遊んでいるときの場面で、お友達と気持ちがぶつかってしまう経験。そこに大人が上手く手助けする時に、一番コミュニケーションの力が伸びることが言われています。保育園では毎日のように、そのような体験を積み重ねています。
 
 みんなと仲良くする力である社会性というスキルは、小さいころから伸ばすことで他の勉学や運動その他のスキルの獲得を助け、今後子どもたちが学校での学業成績や、良い社会人として生活する力になることが確かめられています。

 

(好奇心と、やり抜く力のような誠実さも、同じような効果があります。一方、読み書き計算などのスキルは、その場での能力の向上の効果はありますが、小学校に上がってしばらくするとその効果は薄れてなくなることが確かめられています。ので、今は幼少期の読み書きなどのスキルを伸ばす事よりも、社会性や好奇心などのスキルを伸ばすことが大切であると考えられています)

 

 毎日の生活の中で、保育士と一緒にお友達とのやりとりを繰り返し、子どもたちは少しずつ大事な成長をしています。

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